建築工事保険の目的は、工事現場にあるもの「全て」ではありません。

大津にお住まいの方ならば、身近に工事現場があるかもしれませんので、そばを通りかかったら「建築工事保険で補償されるもの、されないもの」を考えてみると面白いですよ。

工事現場にあるもののうち、本工事(工事の目的物であるビルや家屋など)、仮工事(本工事のために直接・間接的に必要な準備工事の対象物、工事完成後に撤去されるもの)などは、保険の目的に入ります。

建築工事保険の目的に含まれないものとして、設計図書、証書、帳簿、通貨などが挙げられます。

「建築工事保険に加入したから、全て安心」というわけではなく、また補償を受けなければならない事態は「できるだけ防ぐに越したことはない」という心構えが必要ですね。