PL事故の事故例として「ユニットバスの取り付けを行った際、検査に不備があったために水漏れ事故が起こり、建物や家財に損失を与えてしまった」「家電製品から出火し、家屋が火災となった」など、様々な事例が考えられます。
加工食材製造業や飲食店業などの場合は、食中毒を出してしまうことが、PL事故として考えられます。
「リコール」を行わなければならないケースもあり、最近ではリコール費用の保障を、PL保険の特約として付帯しておくことが、できるようにもなりました。
PL事故がひとたび起こると、損害賠償費用が数千万円という単位にのぼることも多く、PL訴訟は増加しているため、PL保険へ加入しておき、イザというときの相談ができるようにしておくことで、安心して本業に取り組むことができますね。
AIUのPL保険としては、まず事業総合賠償責任保険「STARs」製造業者向に加入して、製造業をとりまくあらゆる賠償リスクを、1つの保険で保障してもらう、という方法があります。
輸出を行っていない製造業者ならば、まずこの保険への加入を検討すると良いでしょう。
また、輸出販売を行う製造業者は、AIUの海外PL保険を利用することもできます。
海外では、争訟費用が高額になることや、現地の法律・言語に合わせた対応が必要となることから、何の保険にも加入せずに輸出販売を行うことは、リスクが高いと言えるでしょう。
また、食品や化粧品のリコールを行わざるを得なくなった場合に備えて「生産物品質保険」というものも用意されています。